二日間に渡ったイベントではNCT DREAMが見えているビジョンが多くの映画館で放映された。彼ら自身のみならずいろんな人が彼らをどう見ているのかを語っていた。その中で一つ皆の意見が一致していた。それは彼らの成長と進歩であった。

コンサートの準備期間はプレッシャーを多く感じる期間でもある、それを世界とシェアするのはさらにプレッシャーを起こすことも。しかし「NCT DREAM THE MOVIE: In A DREAM」では売り切れたツアーThe Dream Show 2: In A DREAM」のソウルオリンピック主競技場ストップの制作背景が露になっている。圧倒的なレベルの高いパフォーマンス、感動が止まらない場面そしてたくさんのビハインド映像が含まれているこのドキュメンタリー映画はNCT DREAMのメンバーが様々な状況をどう一緒に乗り越えているのかがよく見えるものとなっている。

DREAMのメンバーの夢に対するビジョン

映画の最初からマーク、ロンジュン、ジェノ、へチャン、ジェミン、チョンロ、チソンが自分と他の人をどう見ているのかが明確になる。このビジョンにより彼らの幅広い性格の違いがどう一つになるのかもよくわかる。マークを尊敬する意思を表したり、へチャンのプラス思考を可愛がっていたりとお互いに対する思いが明らかになりグループとしての意識が映し出されている。グループへの深い理解は、メンバーも見ている人もみんなが感動するものであった。

NCT DREAMが夢を追えるために

元々高い実力を持っている彼らだが、もちろんここまで来れているのは周りの人の助けも関係している。パフォーマンス監督Ilhyoung Leeはそのうちの一人だ。そんな彼と一緒にコンサート演出に取り組んだのがクリエイティブ監督のRino Nakasoneであった。お互いのコラボを通してメンバーの魅力がさらに表現された。夢を現実化させることは人生において大きな役割を果たしていることとなるが、Ilhyoung Leeも Rino NakasoneもNCT DREAMの夢を現実化させるために励んでいた。Nakasoneはメンバーの事をよく知っていて、このプロジェクトがどれだけ大切かをよく理解していた。「成長していますね」と「Chewing Gum」と「My First and Last」の頃を振り返り彼女はそういった。「でも私は彼らの物語は今始まったばかりだと信じている。」メンバーらの成長を自分の目で見てきた彼女は彼らのポテンシャルの高さを把握している。

DREAMへ

 NCT DREAM THE MOVIE: In A DREAMで目立ったことが一つあった。それはメンバーがファンのNCTzenに伝えた感謝の思いであった。何度も何度も自分たちを応援し支え、夢を叶えさせてくれたことを感謝の気持ちを込めて語っていた。コンサート中のMCでもオフステージでも感情を露にし、何度ありがとうと言っても彼らのありがとうは止まないものであった。彼らがここまで来れたのはファンのおかでだと、マークはこう言った「この道はみんなで歩いてきた」。

その気持ちに負けないNCTzen。会場での歓声はファンたちの熱い思いをよく体現していた。ドキュメンタリー映画を通じてファンたちも彼らに対する感謝の気持ちと彼らの音楽の大切さを表現できた。ファンが書いたメッセージカードが飾られたセットが準備され、それをメンバーは実際に見て気持ちを受け止めていた。さらにはファンからのメッセージ動画が映され、コンサートに参加したファンがメッセージを書いた銀テープが発されたりとファンの気持ちが多いに演出されていた。

将来、夢

グループとして巨大なスタジアムでパフォーマンスが出来ることは大きな一歩である。しかしその中での出来事はすべて一つのメッセージを伝えさせた。それはNCT DREAMの今後のビジョンであり、それらを誰のためにやっているのか。彼らが持っているパフォーマンスに対する情熱はこの映画で強く伝わった。へチャン曰くグループの強みはメンバーの関係である。将来のビジョンは明るく、緑に輝いていて沢山のアルバムとパフォーマンスでたくさんだ。そしてその中にはいつも7人のメンバーがいる。それにはジェミンも「7DREAMがいつまでも続くこと。それが僕の夢だ」。

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