前回のシングル「WANDERING」から約5か月ぶりとなるリリースを果たした11人組グローバルボーイズグループJO1。タイトルは「KIZUNA」となり、5月23日にデジタル配信、5月25日に発売開始。今回のアルバムは以前から知られている曲と新曲を15曲も収録した物となっている。
「Everything’s Alright 君といれば」
タイトル曲「With Us」はすでにリリースされたシングル 「CHALLENGER」「STRANGER」「 WANDERING」という一つの章を締めくくる明るい作品となっている。JO1と彼らのファン「JAM」にとって大切な一曲、歌詞にはお互いを信じあう、喜びを仲間同士分かち合うという思いが乗せられている。暖かい気持ちはミュージックビデオで更に強まるに違いない。メンバー同士笑いあい、ダンス、パーティーなどと一緒に過ごしている時間を楽しんでいる姿が見られる。
「It’s Like an Electric Shock」
タイトル曲と共に新しく発表された6曲ではメンバーそれぞれの新しい一面がみれる。
「Algorithm」や「Walk It Like i Talk It」では彼らの強いボーカルとキレのあるラップが大胆な楽曲と相まってパワーを前面的に表現している。5月11日には「Walk It Like i Talk It」のパフォーマンスビデオが公開され、KCON Premiere in Tokyoでは「Algorithm」と一緒にそれらをパフォーマンスした。それを見たJAMはそんなステージに圧倒され以下のように ツイッターで感想を投稿していた。
そんなアルバムでは今までにない音にも挑戦。それが聞けるのはメンバーの河野純喜が作詞を手掛けた曲「Touch!」。テクノボイスとサウンドが恋に落ちる時に感じる魔法と電気ショックのような感覚を描いた歌詞を包んでくれる。「Love&Hate」もさらに新しい一面を出せた曲となっている。色気満載の歌声、ミステリアスな口笛、大人っぽいサウンド、曲の主人公が忘れられない元恋人を嫌おうとするリリック。その締めくくりではメンバーの川尻蓮が高音を魅せ、その後のハモリも全てこの一曲を忘れられない物にするでしょう。
新曲はさらに「ZERO」「流星雨」が収録されている今回のアルバム。この二曲はスローテンポで優しい雰囲気を醸し出すものとなっている。「ZERO」は暖かい愛情をテーマとしてる。それを感じさせる歌詞はたくさんあり、中でも「世界はゼロ、君がいないと」は印象深いワンフレーズですね。「流星雨」は愛しい人といつまでも輝かしい一緒に時間を共にしたいという強い感情が露になっている。サウンド自体はやわらかい印象だが、メンバーの心がこもった歌声がその情熱さを感じさせてくれます。
ファンに親しみある曲たちもたくさん
ほかにも2021年に発売されたシングルから何曲かが収録されている。「CHALLENGER」からは「Born To Be Wild」と「Design」、「STRANGER」から「REAL」、「STAY」そして「WANDERING」からは「僕らの季節」。以前録った楽曲と最近の楽曲を一つのアルバムに集めることによって彼らの実力だけじゃなく成長も強くみれるでしょう。